【研修報告】口腔ケアについての基礎知識

【口腔ケア研修会を開催しました】

5月22日、長野県歯科衛生士会会長・宮嶋典子先生を講師にお迎えし、「口腔ケアについての基礎知識」をテーマに研修会を行いました。各部署から55名が参加し、日常業務に直結する内容に熱心に耳を傾けました。

冒頭、宮嶋先生は「自分で歯を磨くことも立派な口腔ケアです」と語り、参加者に「ハッ」と気づかせる視点を与えてくださいました。口腔ケアは、単に清潔を保つだけでなく、誤嚥性肺炎の予防や口腔機能の維持・向上、さらには脳への刺激にもつながる重要なケアであると再認識しました。

研修では、具体的なケア手順や道具の使い方、歯ブラシ・義歯の管理方法など、明日から実践できるノウハウが丁寧に解説されました。研修後には、先生に個別相談をする職員の姿も見られ、日頃のケアへの関心の高さがうかがえました。

これからも「当たり前のケア」にこそ、正しい知識と丁寧さをもって取り組んでいけるよう、そして利用者さまのQOL向上のため、全員が同じ目線で口腔ケアに取り組める体制づくりを進めてまいります。

開催日：令和7年5月22日（木）
時 間：17:45〜18:45
場 所：本館1階 機能訓練室
講 師：宮嶋典子先生（長野県歯科衛生士会 会長）
総参加者数：55名
3階：3名　2階：4名　別館：3名　新館：5名
アルカディア：6名　クラシエール：2名
医院・総務・事務・庶務・薬局：計11名
連携室・栄養科・さくらんぼ：計7名
老健リハ・通所：計11名