お知らせ
【クラシ・健康クラブ】何をどれだけ食べたらいいの?
健康な毎日をつくる「栄養」のはなし
7月9日に開催したクラシ・健康クラブでは、 当施設の栄養科から「何をどれだけ食べたらいいの?ーあなたの食べていい量を覚えよう」というテーマで開催いたしました。
今の世の中には、さまざまな健康情報があふれています。
「糖質制限」「一日一食ダイエット」「バナナがいい」「りんごが効く」――と、次々に話題になる健康法。けれど「結局、何をやっても続かない…」というのが多くの方の本音ではないでしょうか?
大切なのは「カロリー収支」
実は、痩せる・太るといった体重の増減は、基本的には「カロリー収支」で決まります。つまり、1日に消費するカロリーより多く食べれば太り、少なければ痩せるというシンプルな原則です。
そこでまず大切なのは「自分の消費カロリー」を知ること。
おすすめは、
- ルフトツールズ(LUFTTOOLS)という計算サイトで、自分の身長・体重・年齢・性別を入力して、1日の消費カロリーを確認する方法。
- さらに、「カロママプラス」という無料アプリでは、料理名や写真から自動でカロリーを計算してくれます。食事の管理にとても便利です。
高齢者にこそ「毎日の栄養」を
高齢者が健やかに暮らすためには、3つの要素――
「運動」「栄養」「社会参加」――がとても重要です。
なかでも栄養は、毎日の暮らしの中で、つい見落としがち。でも、長く元気に過ごすためには、日々の食事の積み重ねが欠かせません。
昔ながらの「一汁三菜」(主食・汁物・主菜・副菜・副副菜)を基本としたバランスの良い食事を、もう一度見直してみましょう。
合言葉は「さあにぎやかに いただく」と「まごはやさしい」
覚えやすい食のキーワードとして、
- 「さあにぎやかに いただく」
→ さ(さかな)、あ(あぶら)、に(にく)、ぎ(ぎゅうにゅう)、や(やさい)、か(かいそう)、に(にんにくなど) - 「まごはやさしい」
→ ま(まめ)、ご(ごま)、は(わかめなどの海藻)、や(やさい)、さ(さかな)、し(しいたけなどのきのこ)、い(いも)
をぜひ思い出してください。
「健康的な食事を楽しく、無理なく」。
毎日のちょっとした心がけが、未来の健康をつくります。
